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歯科Q&A
2003年08月09日
[ インプラント ]
相談
上顎の前歯2本欠損している部分にインプラント埋入を考えています。掛かり付けの歯医者さんに○○大学歯学部口腔外科を紹介してもらい診てもらった所、1本目の欠損部分の骨吸収が進んで上顎洞が後退しているため、骨移植を腰から(多量の骨量が必要のため)行い、且つ鼻の裏側にある過剰歯を除去(インプラント埋入経路にあるため)する必要があるとの診断でした。セカンドオピニオンとして、別の○○インプラントセンター○○歯科医院で診てもらったところ、一枚のレントゲンを撮ったあと過剰歯はとる必要がなく、腰からの骨移植も必要ないと言われました。また、骨移植については何も触れませんでした。大学病院は暇だからみたいな事を言っていましたが、あまりにあっけなくインプラント埋入できますよと告げられました。いったい、本当に骨移植なしで済むのでしょうか?実際、腰を切開して骨移植し過剰歯まで抜くのは、2週間の入院を要するため避けたいのが本音ですが、あまりに簡単に「腰切開しなくてもできるよ」と言われると大丈夫なのかと勘ぐってしまいます。先生のご意見をお聞かせください。
回答
実際にレントゲンや口腔内の検査、上顎洞が関係しているのなら、CT撮影診断をしないと残念ながらはっきりしたお答えはできませんが、腰からの骨移植をしないで済む方が、お体の負担が少ないので推薦いたします。しかし、高度の骨吸収でインプラントをやる場合に審美的に歯が長く見えてしまう事もあり、大きな骨移植を必要になることもあります、私のところもなんとか工夫をして腰からの骨移植をしない方法をなるべくするようにしています。上部構造を入れたときのデザインと歯肉の形態などを含めて、骨移植をしたときの利点、欠点、骨移植をしないときの利点、欠点を双方にもう一度ご相談しみてはどうでしょうか。

※料金に関しては、相談当時のものを掲載している場合があります。詳細にはお問合せ下さい。


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