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歯科Q&A
- 2010年11月05日
- [ インプラント ]
- 相談
- 何度かインプラントの手術を受けたことがあり、最近、前歯のインプラントの手術を受けて、その時初めて血圧を測りながらの手術で麻酔をしてから心臓がバクバクして鼻からの呼吸も息苦しい感じで気分も(フワーっとした感じで)悪くなり、自分はどうなるのかと不安な気持ちになりました。
その事を医師に伝えると「あなたの気の持ちようだ」とか「血圧は正常値だよ」と告げて診療椅子に腰かけたままの状態で少し手を休ませてくれただけでした。
その数日後、ペットの病院へ出かけた時にそこの動物病院の医師に歯の麻酔について話してみた所、歯の麻酔でも死んじゃう事もあると聞き心配になりました。
インプラントの手術を今回受けた医師は気持ちが悪くなった時にこんな事も言われました。
「どうしたらいいのか、痛いなら痛いで麻酔を追加するし、あと少しだから、こんな風に手を休めているよりも、さっさとやってしまった方が早く終わるよ」と・・・
私としては麻酔を追加する事で又息苦しくなるのも怖い気分でしたが、いじられると痛いので仕方なく麻酔を追加してもらいました。
この歯科医院はインフォームドコンセプトをしているとホームページで説明していますが、私が今回の手術で感じたのは、麻酔に対して患者がアレルギーを持っているのかという事と、過呼吸とアレルギー喘息を持っていてその事に対する不安を告げた時「そう思うからダメなんだ」と言われました。
思わなくとも不安な気持ちは誰しもが抱くものですし、持病については初診で来医院した時に問診票に書きました。
この様な持病を持っている患者でも大丈夫な麻酔薬であったのかも何の説明もなくとり行われたので分かりません。
一般的に手術の時にこの様な事が起きてもただ手を休ませるだけなのか、それ以前に、麻酔薬に対するアレルギー検査はしないのでしょうか?
この様な対応で果たしてインフォームドコンセプトと言えるのでしょうか?
まだ、インプラントの手術をしなければならない箇所があるので、不安な気持ちを医師に話しても受け入れてくれないので、どうしたら良いのか不安な気持ちで一杯です。
人間の生命に関わる場合もあるようなので心配です。
- 回答
- ご相談の過呼吸ですが、もし過去に歯科麻酔を受けた際に異常が無かったのであれば、手術時の緊張感が原因の過呼吸かも知れません。
原因が緊張感だけならば極度の血圧低下や心肺停止など生命に関わるような重篤な状況になる可能性はありません。
数分安静にしていれば落ち着きます。
しかし歯の麻酔には血管を収縮する薬剤が入っているため高血圧の方や脳血管疾患のある方には使用方法の注意が必要です。
またアレルギー喘息が有るのであれば麻酔薬に対するアレルギーが無いことを確認して行うことが必要です。
いずれにしても歯科医師の十分な問診と術前診査は必須です。
緊張が取れない場合は半分寝た状態にする静脈内鎮静法という麻酔方法を選択することも可能です。
もう一度担当の先生と相談するか場合によっては歯科の大学病院で麻酔専門医とご相談されてはいかがでしょうか。
※料金に関しては、相談当時のものを掲載している場合があります。詳細にはお問合せ下さい。
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