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一年半ほど前に口臭を指摘され、歯科医院で歯肉炎の治療をうけましたが、その後も歯茎のうずきみたいなものは完全にはおさまらず、別の医院で口臭測定、歯磨き指導をうけました。10分かけて歯磨き、間食をひかえたりと、かなりの努力をしてはいるのですが、あまり効果がないように感じます。
相談日:2004年11月24日 [ 口臭 ]
一年半ほど前に口臭を指摘され、歯科医院で歯肉炎の治療をうけましたが、その後も歯茎のうずきみたいなものは完全にはおさまらず、別の医院で口臭測定、歯磨き指導をうけました。いわゆるらんぐい歯で歯並びが悪く、10分かけて歯磨きしても磨き残しがあります。それをデンタルフロスで除去したり、間食をひかえたりと、かなりの努力をしてはいるのですが、あまり効果がないように感じます。特に下の前歯の部分の歯肉炎がひどいようで、そこをデンタルフロスで刺激すると、腐敗臭(磯の匂い)がします。口臭測定した時にだ液の状態も調べてもらったところ、だ液の分泌量も少ないようです。だ液の分泌量を増やしたり、状態を整えたりすることは可能なのでしょうか。また、最近口腔内だけでなく身体全体の粘膜の状態も良くないと感じることが多いのですが、粘膜の状態をよくするような方法などもあるのでしょうか?矯正も考えているのですが、歯周病では矯正は難しいと聞きますし、矯正中の口臭なども気になります。かといってこのままでは何も解決されないばかりか、年令とともに状態はどんどん悪くなる一方では、と考えてしまいます。何か良い方法はないでしょうか?
まず口臭には病的口臭と生理的口臭とがあります。病的口臭とは歯周病や虫歯がある場合や内科的な疾患があり、それらが原因となり口臭を引き起こします。ですからそれらすべての原因を除去することが治療となります。これらに関しては一般歯科や内科の治療の範囲となりますね。あなたもまだ、特に下の前歯の部分の歯肉炎がひどいようで、「そこをデンタルフロスで刺激すると、腐敗臭(磯の匂い)がします」という自覚症状があるのでしっかり治るまでまだまだ歯周病の治療が歯科医院で必要だと思いますよ。再度診てもらってください。次に生理的口臭と言われるものですが、主に唾液の性質や量、生活習慣、食生活に原因があります。口臭測定した時に「だ液の状態も調べてもらったところ、だ液の分泌量も少ないようです」とのことですね。それが口臭の原因となるのです。そしてだ液の分泌量を増やしたり、状態を整えたりすることが治療となるのです。まずはお水を1日に1.5Lは必ず飲むようにしてください。そしてよく唾液が出るよう食事は1口20回は咬むようにするのと、常にキシリトールガムを噛んでください(味がなくなっても)。これらがまずはおうちできる治療法です。ただ身体全体の粘膜の状態も良くないと言うのは歯科の範囲ではなく耳鼻咽喉科などで診てもらってはいかがでしょうか。他にも検査を行うと原因があるのかもしれません。一度口臭専門の歯科医院で検査を受けてみるのもよいかと思います。
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